« 齋藤寅次郎映画監督生誕110年記念映画祭---(by矢島っ子) | トップページ | 秋田県消防功労者表彰式が開催されました。 »

2015年3月16日 (月)

矢島ひなめぐり~盛況です---(by 矢島っ子)

平成27年 3月14日(土)~3月22日(日)

生駒家の城下町である矢島でひなめぐりが開催されております。

なんといっても見どころは、大井家のお雛様です。

Img_7225


Img_7227


文久4年(1864)に購入されたお雛さまで江戸時代の享保雛です。

お雛様は天皇を模して作られたもので、男雛の頭上に天蓋がいっしょに飾られているのは珍しいので、見学にいらしたら忘れずにご覧いただきたいです。

お隣の座敷にも、本荘藩の御用絵師の牧野雪遷が描いた紫式部の屏風も素晴らしいです。

Img_7231


大井家を出ましたら、道路向かいの齋藤寅次郎の生家もありますのでひと眼みてくださいね。雰囲気のある佇まいです。

Img_7224

大井家の分家であります天寿酒造のお雛様は明治2年購入の古今雛です。

お雛様の後ろに飾られてある真牛(龍源寺17代目住職)が書かれた草書の屏風も見どころです。

Img_7202


また、矢島柳飾りといいまして、一般にみられる吊るし飾りとは見た目も飾りの形状も異なる飾りがお雛様のときに飾られます。

桃の節句に柳飾りを飾ることで、邪気を祓い子が健康に成長するようにとの願いが込められております。

「桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)」という言葉があり、紅の桃の花と、緑あざやかな柳の葉の春の生命力溢れた自然の景色を現わすことばで、柳は春の景色を彩る木の一つですので、矢島は柳に飾るようになったのかもしれません。

Img_7238


飾りには、綿入れの人形ではなく、押し絵を多く使います。邪気を払う桃、美しく育つように花々、短冊は織物や書道など手習いの上達、鶴亀には長寿、蝶は、さなぎから蝶へ綺麗に着飾らせて嫁に出したい親心、巾着には生活に困らないようにとの金縁、ひょうたんには無病息災、福良雀には難をついばみ福をもたらす。柿には滋養があり、長寿の木で厄払いなどなど飾りひとつひとつに想いが込められております。

大井家の飾りは、昭和初期の写真にも同じものがありますのでその頃から変わらずに飾り続けられております。

武田家の芥子雛(右の段)は、保存状態が良く金糸、銀糸が鮮やかです。

2012_0317_170229dscn0547

道益苑、八森苑、佐藤政忠家、矢島郷土資料館などなど、立派なお雛様がたくさん見られます。

今年は、開催期間が短く22日には修了しますので、是非お越しをお待ちしております。


|

« 齋藤寅次郎映画監督生誕110年記念映画祭---(by矢島っ子) | トップページ | 秋田県消防功労者表彰式が開催されました。 »

矢島っ子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 齋藤寅次郎映画監督生誕110年記念映画祭---(by矢島っ子) | トップページ | 秋田県消防功労者表彰式が開催されました。 »