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2010年4月25日 (日)

鳥海山の山開きがありました。

私が毎日仰ぎ見る鳥海山の山開き安全祈願祭がありました。

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私のブログの2008年4月26日には芥川賞受賞作家・森敦の小説「鳥海山」の冒頭部分を紹介させて頂きましたが今回は随筆「日本百名山」を著した深田久弥の「鳥海山」の冒頭部分を紹介します。

「名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。眼路限りなく拡がった庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、昔から東北第一の名峰とあがめられてきたことも納得出来る。

東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと重厚、時には鈍重という感じさえ受けるが、鳥海にはその重さがない。颯爽としている。酒田あたりから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。それは鳥海が連嶺の形をなさず、孤立した一峰であるところにも基因する。

標高は東北の最高とは言え、わが国の中部へ持ってくると、決してその高さを誇るわけには行かぬ。しかしその高さは海ぎわから盛り上がっている。山の裾は海に没している。つまりわれわれはその足元から直ちに2240メートルを仰ぐのであるから、これは信州で日本アルプスを仰ぐのに劣らない。」


鳥海山のすばらしい景色は、由利本荘市公式サイトの日本百名山「鳥海山」写真館でご覧いただけます。

鳥海山矢島口の山開きには関係者約60人が5合目に集まって開かれました。

まず神事が行われました。

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神事の流れも紹介しますと、修祓・降神の儀・祝詞(のりと)奏上・清祓の儀・玉串奉奠・昇神の儀となりますが、鳥海山の昇神の儀には特徴があります。
それは昇神に際して「綾(あや)にの詩」が斉唱されるのです。
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その歌詞を紹介しますと
「綾(あや)に綾(あや)に 奇(くし)しく尊(たう)と 鳥海(とりみ)の山の神の御前(みまえ)を 拝(おろか)み奉(まつ)る」この歌詞を独特の節回しで歌い上げるのです。
この詩を歌い上げると1,000年前から信仰の山・修験の山と呼ばれている事をチョッピリ体感します。
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興味のある方は来年の山開きに是非ご来訪下さいませ、私がお待ち申し上げております。
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私の地元の「矢島観光サポーター」のお二人と一緒になりましたので「紹介するから一緒に写真を撮ろう」と言ったら「恥ずかしい」と言ったので「じゃあ今回は後ろ姿を、次回は横顔を、その次に正面から撮しましょう」との約束を得てこの写真を撮らせて頂きました。

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コメント

生まれた時から、「山」といえば鳥海山。鳥海山の形が当たり前と思って子供の頃見ていたけど、当たり前じゃなくて、すっごい綺麗な山なんだなーと、今更改めて思いました。本当、「秀麗無比」ですね。
これを見て育ったなんてそっても誇らしいです!今年も沢山の方々が訪れて良さを見てくれると良いですね。

投稿: 娘2号 | 2010年4月25日 (日) 19時53分

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