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2009年6月

2009年6月29日 (月)

観光ユリ園「リリーワールド」が大盛況でした。

日曜日の28日に私の地元である由利本荘市の旧由利町の観光ユリ園「リリーワールド」に訪問しました。
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この観光ユリ園「リリーワールド」では休耕田3箇所に分散しておりますが、2ヘクタールに150種、60万株のユリが植えられており、今が見頃です。
この観光ユリ園「リリーワールド」は今から20数年前から町名である「由利町」にちなんで、減反政策に対応する「水田の転作作物」として、又、「町の特産農産物」として「花ユリ」の栽培を町長の提案で町が奨励し、20数戸の農家が作付けしました。
しかし、労力が掛かる割には高収入とはならず、また全国の「ユリの花」生産の大規模地域と競争して、花や球根の販売で勝ち残るまでには至らず、徐々に花ユリ栽培農家が減少してしまいました。
P1001527しかし、その中の農家の一人、佐藤忠三さんは頑なに「花ユリ栽培」に情熱を傾けて取り組み続け、観光ユリ園「リリーワールド」として来園する人々を楽しませておりました。
同園代表の佐藤忠三さんからは「注文に応じて球根販売をしているが、球根を育てる際に切り落とす花の部分は保育所や福祉施設に届けて楽しんで貰っているユリ根も販売しているが現実には採算は取れないし、新品種の購入費や人を頼んでの畑の維持管理手伝費用は年金の持ち出しだ」と以前から聞いておりました。
「リリーワールド」代表の佐藤忠三さんは、御年79歳のご高齢ですがお元気ですし、純粋に「ユリの花」栽培にひたすら取り組み、「ユリの花」に魅せられて、20数年間努力して今日に至っています。
この観光ユリ園「リリーワールド」は、口コミで徐々に評判が広まり、近年は新聞の記事やテレビでも紹介されて観光会社のツアーのコースにもにも組み入れられて大型観光バスで県外からも観光客も訪れる様になりました。
代表の佐藤忠三さんが年金をつぎ込んでユリ園を経営している実態を聞いた地元のボランティア団体NPO法人矢島フォーラムの有志が「来園するお客様により楽しんで頂けます様に」と協力を申し入れて、ユリの花の見頃である6月後半からの7月末日まで「ユリフェスタ」と名付けて花の販売のお手伝いやユリにちなんで地元で作り上げた特産品である「ユリ根かりんとう」「ユリ根うどん」の販売も手伝っておりました。
Dscn2715 私がお昼前に訪問した際には、結構広い駐車場は自家用車で満杯で私もやっと一台分のスペースを見つけて駐車する様な状態でしたし、私が居る間も切れ間無く来客があり、口々に「うわ~きれいだ~」と喜んでいました。
代表の佐藤忠三さんからは「去年に比べると2倍以上のお客さんが来ている。ボランティアの皆さんのご協力に感謝している」と私に話してくれました。
また、「花の咲く季節には、毎朝3時に起きて手入れをしている」とも聞きました。
私はこの佐藤忠三さんのユリ栽培にかけた純粋な気持ちを痛いほど感じました。
この観光ユリ園「リリーワールド」は昨年までは無料で開放して居りましたが「ユリフェスタ」として開催に際しNPO法人矢島フォーラムと協議の結果「来園の皆様には来年も綺麗な花を咲かせたい為に何とかご協力頂きたい」として、入園料を200円とさせて頂いたとの事です。
入園料収入は、自分一人では行き届かない畑の手入れの作業員への謝礼と新品種球根購入に当てたいとの事でした。
Yn088as_2 「ユリフェスタ」期間中はすぐ側を走る第3セクター由利高原鉄道が車内をここの「花ユリ」で飾り付けた「ユリ観賞列車」を1日3往復走らせますし、運行している全車両がこの畑の側を通過する時には徐行運転して乗客に楽しんで頂く様な連携が取られています。
どちらも大事な地元の財産ですから、お互いに自然に協力関係ができているのですね。

観光ユリ園「リリーワールド」についてこれまで私のブログで紹介した記事は、 2007年7月9日 

鳥海山麓線と「リリーワールド」の紹介 2008年6月30日
秋田県種苗交換会で「リリーワールド」の紹介 2008年11月2日

に記載しておりますので、ご笑覧頂ければ幸いです。
リリーワールドでは園内での観賞のみならず販売もしております。
品種を問わず、好みの色柄を選んで畑から掘った球根付きは1株500円、切り花は、1セット500円均一です。

上記の観光ユリ園「リリーワールド」についてのお問い合わせは

〒015-0321
  秋田県由利本荘市蟹沢字釜ヶ渕 6
  「観光ユリ園 リリーワールド 代表 佐藤忠三さん」
    電話・ファクス  0184-53-2823

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