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2008年11月 4日 (火)

富山県で産業視察をしました。

富山県は全国的にも工業先進県として注目されております。駒澤大学吹奏楽部のOB会の2日目の日程は、私にとっても大変興味深い富山県の産業視察が準備されておりました。
富山県は全国に配置薬でその名が知られている「富山のクスリ」の広貫堂広貫堂資料館を訪問して成り立ちなどの説明を受けました。
富山の配置薬は富山2代目藩主前田正甫(まさとし)公によって300年以上前に始められ「先用後利」(病を直すのが先で利は後でよい)という独自のスタイルが重宝がられ、全国へ急速に広がりました。

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視察の2カ所目はロボット機械製造・販売・レンタル事業を全国展開している 株式会社生産技術展示場で普段はあまり人目に触れない産業用ロボットから変身した、沢山の楽しいイベント用ロボット達が展示されていました。
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P1001276 この会社のロボットは時々テレビの番組やCMで紹介されていますので、ご存じの方も多いと思います。一番有名なのが、ルービックキューブ(1面が9分割された立方体)ロボット でしょう。
片手に色面をバラバラにしたルービックキューブを渡すとまず自らの目であるカメラで現況を認識して約30秒以内で正しい色の面を作り上げてしまう、ロボットです。
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P1001278その次に有名なのは「越中おわら節」手踊りをするロボットでこちらも時々テレビで紹介されておりますので、ご存じの方も多いかとも思いますが、富山の夏の風物詩「おわら風の盆」として知られている「越中おわら盆踊り」を鮮やかな手踊りで再現しています。両機共に15軸の双椀ロボットでそのなめらかさは抜群で、ロボットとはいえ手さばきは、たおやかで、しなやかでお見事でした。
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P1001272  この他多くの産業用ロボットを人々に分かり易く説明できる多くのロボットがサイトで展示されており、こちらで動画もありましたのでお楽しみ下さい。
地元の先輩が社長と知人でしたので面談して直接お話を伺う事が出来ました。
この会社の特徴は、機械加工工場などを顧客として、自社で開発した機械も製造販売しておりますが、自社の機械のみならず、他社の工作機械も一緒に組み上げてレンタルしている事です。
この会社では、顧客となる機械工場等では、いかなる製品を作り上げるのかを聞き取り、一緒に考えて設計をし、製品製造に必要なラインや機器の選択等の設計提示をして、販売やレンタルをするのでした。
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P1001280広い工場内の移動手段としてアメリカ製の立ち乗り型電動2輪車「セグウェイが置いてあり、以前から興味津々であった私は説明者さんに「是非体験させて頂きたい」と頼んで乗せて頂きました。
想像していたよりもずーと運転しやすく安定性の高い乗り物でした。

なぜ富山県では工業が発達したのかの歴史は、北陸電力中部山岳地帯に接する地理条件によって水力発電開発が戦前から盛んであり、電力の廉価な大量供給を行うことで地域内にアルミの電気精錬などの電力多消費型産業の発達を促してきた歴史があります。
現在でもファスナーでは世界のガリバー企業であるYKKも、もう一つの事業の柱としているのがアルミ建材部門であり、YKKのアルミサッシとして皆様にもお馴染みですね。
また、富山県のシンボルでもある、立山の名前を冠した三協立山アルミも有名です。

P1001282 産業視察を終えた2日目の宿泊は立山黒部アルペンルートの標高2,400mに位置し「雲上のホテル」と呼ばれている「立山高原ホテル」でした。
ホテルには夕刻4時頃に到着しましたが、標高3,015mの立山の主峰を始め、劔岳(つるぎだけ)など連峰の景色にはただただ立ち尽くして暫く見とれてしまいました。
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P1001286山岳作家の第1人者である新田次郎原作の映画「劔岳 点の記」は撮影を終えて、2009年6月に全国ロードショーが始まりますので、今から楽しみです。
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更に夕刻からはホテルに予約をお願いしていた富山県天文学会のお2人がホテル玄関前に50倍率の天体望遠鏡を設置して星座の説明会がありました。
生憎、雲があり満天の星とは言えませんでしたが、一等星の主要な星は見る事が出来ました。特に日本では織姫として有名なベガは天体望遠鏡で綺麗に見る事が出来ました。
夕食後には会議室で天文学会のお二人により、大きなスクリーンにプロジェクターで立山で写した写真を使っての天体観測の説明会がありました、さすがは専門家の説明で楽しめました。

帰路についた富山空港でもアルミホイールのショーケースがありましたがその説明書きを見て驚きました。その説明には「フォーミュラー1の全てのホイールは富山県で作られています。そしてその6割が(株)鍛栄社で作られています」と書かれてあり、私は目を丸くしました。
アルミは精錬課程で多くの電力が消費される事がよく知られていますが、富山県では電力があった為にアルミ精錬工場が出来、アルミ加工技術が高まったのだと再認識しました。
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昭和49年私が大学を卒業して、酒田市のコンクリート製品製造販売会社である前田製管(株)に2年間勤務していた時に、酒田北港開発として住友軽金属アルミの精錬・圧延一環工場建設プロジェクトがあり、私は埋め立てした広大な砂地に小さなプレハブの現場事務所に1年間勤務した経験を思い出しました。
広大な埋め立て地の工業団地は冬の寒さも、夏の暑さも身に滲みる体験でした。
精錬工場建設途中で円高になり、建設計画は中止となり、住友軽金属と東北電力の共同火力発電は現在も稼働しております。
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アルミで検索している内に、アルミ缶リサイクル協会を見つけましたので、時代の要請である環境面から参考にして下さい。

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