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2008年10月21日 (火)

県議会・建設交通委員会の県外調査で広島県に訪問しました。

我が秋田県では6月14日に発生した、岩手・宮城内陸地震の復旧と復興が大事な課題です。
その自然災害に対する復旧の早さを参考にする為に、広島県にある「安芸の宮島・厳島神社」に訪問しました。
P1001104 「安芸の宮島・厳島神社」は、京都府の天橋立宮城県の松島と共に、日本三景と称され、且つ国宝である「神社」と「社殿」を持ち、更に平成8年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された、高い評価を得ています。

P1001106 もう一つの側面は、大型台風の進路に入ると大きな被害が出るにも拘わらず、僅か数ヶ月に復旧してしまい、何事もなかったかの様に復興してしまいます。

そのシステムを学びたいと申し入れをして調査地となったものです。
広島からフェリーに乗船し10分で宮島に到着します。
P1001108 宮島でお迎えと説明を頂いたのは、厳島神社の技手・山口順久氏でした。
合流してすぐに手渡された資料は、平成16年台風18号による被害状況の写真と復旧の記録でした。

近年の台風被害は
平成3年台風19号により、重要文化財の「能舞台」が倒壊。
        〃                桧皮葺の屋根も大きな被害を受けた。
平成11年台風18号により、国宝の「神社」及び「社殿」が大きな被害を受けた。

平成16年台風18号により、国宝附指定の「左楽房」が大きな被害を受けた。
と記録されていました。
では、その復旧の手順については、まず被害発生後に神社関係者が対応できるだけの復旧活動を続けると同時に、(財)文化財建造物保存技術協会から技術者が駆け付けて、神社関係者と協議をして復旧計画を立てて、見積もりを取り文化庁に申請するのだそうです。
P1001110_2 文化庁でも、国宝である厳島神社の台風被害状況は全国に放送されますので、「なるべく早く復旧する様に」との指示と共に復旧予算を確保するのだそうです。

ではなぜ、台風被害状況が実況中継されるかというと、台風の進路と大きさが発表されて厳島神社の被災が予測されると、早々にテレビ中継車とレポーターが宮島に渡って準備を進めて待機しているので、台風直撃状況が実況中継されるのです、との事でした。
厳島神社は台風被害復旧のみならず常日頃から修理修繕を続けているそうです。
厳島神社の直接関係者は60人でその内20人が神官、施設維持班は総務担当3人、大工3人、庭師3人との事でした。
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P1001115修復作業場も見学させて頂きました。
厳島神社の名物、海に立つ現在の鳥居は、大正8年に建立されて90年経過した8代目で100年を目安に建て替えている歴史を考慮すると立て替え準備期間なのだそうですが、材料である楠の大木がなかなか見つからずに頭を悩ませているそうです。
厳島神社の紹介はこちらにもあります。
(社)宮島観光協会 
宮島観光公式サイト 

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