伝統の第131回秋田県種苗交換会が開会されました。
全国でも他県には例を見ない長い歴史を重ねている秋田県の農業の祭典である種苗交換会が開会されました。
主催者である「JA秋田中央会」の種苗交換会の紹介では、
種苗交換会とは 明治11年(1878年)9月、県勧業課長樋田魯一が主催して、秋田市の浄願寺を会場に第1回の勧業会議が開催された。
石川理紀之助翁は、その会議の推進役となり第2回目は幹事に就任している。 この会議に出席したのは、農事に堪能な、民間から選ばれた45人の勧業係員で、その際、由利郡平沢の佐藤九十郎から「種子交換の見込書」が提議され、これを樋田会頭が採用、歴史的な種苗交換会の発端となった、と記載されておりました。
ここに登場している「石川理紀之助翁」とは、明治時代の農村指導者で、農村の救済活動に生涯をかけた人物で秋田県の農聖とも呼ばれている偉人です。
婿入りした山田村の救済に当たり、毎朝夜明け前の午前3時に村民に起床を促し、借金地獄にあえぐ村を見事に再生させた。
また、58歳の時に友人に請われて、宮崎県谷頭村に農村指導に行き、極貧な村を6ヵ月で立て直した、とも記載されています。
今年の1月、福田康夫前総理大臣が、第169回通常国会で総理就任後の初の施政方針演説で石川理紀之助翁の「井戸を掘るなら、水が湧くまで掘れ」との言葉を引用した事により、近年また注目を集めています。
現在の潟上市の(旧昭和町)には石川翁ゆかりの建物や諸資料を保存展示している「郷土文化保存伝習館」もあります。
第131回種苗交換会は、にかほ市に於いて11月5日までの7日間、多彩な展示やイベント がありますので、皆様是非訪問して頂き各会場を見学されます事をお勧め致します。
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