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2008年9月18日 (木)

鳥海山麓のブナ林が赤くなっています。

矢島町ではお祭りの宵宮の9月13日夕刻、鳥海町の友人から電話があり、その内容は「鳥海山麓の百宅(ももやけ)集落に行った所、まだ紅葉時期ではないのに、周りの山に赤い木が目立った。地元の住民に聞いた所、ブナの木の葉が赤くなっている。松食い虫やナラ枯れ病の様な心配はないものだろうか?と不安の声があったので、専門家に見てもらってアドバイスをして貰いたい」という内容でした。
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その連絡を受けて私は翌日の14日、お祭り山車が通り過ぎた午後に百宅の現地に確認に行きました。
自分の目で「赤くなっているブナの山」を確認した後に、百宅の林業家の小野昭八氏に意見を伺いに訪問しました。
小野氏は前鳥海町議会議員で、鳥海ダム建設促進の地元のリーダーでもあり、長くご厚誼をして頂いている方です。
幸いに自宅に居られましたので、お宅に上がってお茶をご馳走になりながら小野氏の見解を聞く事が出来ました。
小野氏の意見は「栗の木などに良く付く、カイコの様な害虫が大量に発生し、ブナの葉を食べているのではないかと思われる。私もこの年(73歳)で初めて見た状況です。しかし、葉が影響は受けているものの、ブナの樹木の生死には関わらないのではないかと思いますが・・・。」と話してくれました。
現地の確認と林業家の意見を聞いて、その内容をまとめて写真を添付して、秋田県由利地域振興局にメールを発信しておきました。
15日は祝日でしたので、16日にはその対処について下記の様な報告のメールがありました。
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〔ブナ林の赤枯れにつきまして、調査しましたので御報告いたします。〕
◆調査月日:9月16日(火)
◆調査者:由利地域振興局農林部森づくり推進課 栗山課長 ほか
◆調査結果
  ・ブナの葉食性昆虫 ブナアオシャチホコ幼虫による被害です。
  ・ブナの緑葉は、食い尽くされますが枯死に至ることはありません。
  ・被害は1~3年間続き、その後5~6年被害がないといった傾向を示します。
  ・6月頃成虫が出現し、その後、卵は20~100粒づつ葉の裏面に産卵されます。
  ・8~11日でふ化し、幼虫は集団で食害します。食害量が多くなるのは、8月上旬   ~中旬です。
  ・山形県でも発生しており、県森林技術センターでも注視しているところです。

◆連絡を頂いた方への報告について
  ・入山する前に場所等を教えていただき調査に入りました。
  ・調査結果については、9月18日に資料を持って説明に訪問する予定です。
参考HP
http://kamatan.uf.a.u-tokyo.ac.jp/research/research01/
http://www.ffpri-hkd.affrc.go.jp/group/konchu/Zukan/HTML/Lepi_Shachi.htm
以上御報告致しますので、よろしくお願い致します。
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上記の通り誠に速やかな対応でした、感謝しております。
メールを受信して、教えてもらった参考HPを開いた所大変分かり易い説明がありました。
連絡を頂いた方へは、私に頂いたメールを直ぐにファクスで転送し、「地域で心配している皆様にもお知らせして頂きたい」と依頼しました。

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