« 22万床存続に方針転換 療養病床削減で目標緩和 | トップページ | 秋田を代表するお祭り”竿灯まつり”を見学しました。 »

2008年8月 5日 (火)

県議会の自民党会派の政務調査活動を行いました。

調査活動の目的

①県都から遠くにある湯沢市に於ける地域振興局の再編について

②岩手宮城内陸地震の被害の影響について、でした。

Photo まず湯沢市に於いて県の知事公室相庭総務課長から再編計画についての説明があり、その後に諸団体からの意見を伺いました。
出席して頂いた方々は、湯沢商工会議所会頭の高久臣一氏、うご農業協同組合代表理事組合長の越前芳博氏、雄勝広域森林組合代表理事組合長の佐藤重芳氏、東成瀬社会福祉協議会副会長の佐々木正次郎氏、(社)雄勝建設業協会会長の菅良弘氏、(社)湯沢青年会議所理事長の柴田直人氏の皆様でした。

高久会頭からは「湯沢市には県立の公共施設は全く無い、唯一の県との窓口である地域振興局までも引き上げられるのか、と言う思いはある。雄勝・平鹿・仙北の広大な面積を有する地域の拠点が横手市に設置されれば、昼間人口の変化は火を見るよりも明らかである。経済効率だけでは人間社会は崩壊する」と危機感を述べられました。

農協の越前組合長からは「農業に於いて県を最も頼りにしている事の一つには、農業普及員の存在がである。振興局が無くなっても農業指導は行われるのか心配だ」との意見でした。

森林組合の佐藤組合長からは「近年、我が国では地球温暖化対策として森林保護活動の事業が増えている。それに対応する事が出来るでしょうか。行政改革の必要性は認めているので、消極的ではあるが振興局の統合はやむを得ない事なのかなあ、とも考えられます」と述べられました。

東成瀬村の佐々木副会長からは「東成瀬村は湯沢市と横手市とはほぼ同じ時間で到達できるので、比較的冷静に受け止めています」と述べられました。

Photo_2 建設業協会の菅会長からは「この度の地震災害対策で、県と市から別々に緊急復旧要請がありましたが、現場は携帯電話の不感地域であり、出動した班へ同一エリア内の県道と市道の緊急復旧の指示が苦労した。広域災害の際には、県と市が連携を取って指示してほしい」と意見がありました。

青年会議所の柴田理事長からは「未来を担う青少年に夢を持たせたい。そんな中で南教育事務所の廃止は大変痛手であると感じています」と述べられました。

まだまだ多くの意見と要望がありましたが、それぞれをしっかりと受け止めたいと思いました。

*

午後からは岩手宮城内陸地震で被災した湯沢市小安温泉を訪問しました。
Photo_3 私自身は3度目の現地調査です。
秋田県では天皇陛下の御来県を頂き、40年ぶりの植樹祭を開催しようとしていた、その前日の6月14日に岩手宮城内陸地震が発生しました。

発生の状況についてはこのブログの6月15日に記載しておりますし、県議会の建設交通委員会で現地調査をした際の様子は6月28日に記載しておりますし、その後の国に対する要望活動については7月18日に記載しておりますので、ご参照下さい。

地震による直接的被害は岩手県と宮城県が大きかった訳ではありますが、その後の復興に対する影響は、この日に訪問した小安温泉が被害甚大である事の説明がありました。
説明してくれたのは皆瀬観光協会会長の伊藤多郎兵衛氏(多郎兵衛旅館)と副会長の市議会議員でもある佐藤利吉氏(元湯くらぶ)、ほか旅館や土産物店主など観光業界の皆様でした。
Photo_4 伊藤会長からは「小安温泉は国定公園栗駒地区を横断する国道398号線を使って訪れる宮城県のお客が大きな割合を占めていました。その宮城県側が完全通行止めで復旧の目処さえ立っていないのは死活問題です」とまた

観光みやげ店主からは「国道398号の秋田県側が片側通行の緊急復旧は終えたものの、県内客は秋田県の土産は買わない。例年であればハイシーズンであるはずの7月の土日でさえも、売り上げが数千円という状況です。廃業した土産物店も出ています。国道398号の宮城県側の全面通行止め解除の復旧事業に秋田県としても支援してほしい」などの意見もあり、更に「災害復旧資金の条件緩和は歓迎するがより手厚い資金助成制度を検討してもらいたい」等の意見もありました。
関係皆様の切実な意見を真摯に受け止めて、出来るだけの活動をしなければならない事を再確認しました。
道路崩落により全面通行止めとなっている国道398号の通行状況はこちらで確認して下さい。 
その全面崩落のある宮城県栗原市の災害情報はこちらをご覧下さい。

|

« 22万床存続に方針転換 療養病床削減で目標緩和 | トップページ | 秋田を代表するお祭り”竿灯まつり”を見学しました。 »

活動報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 22万床存続に方針転換 療養病床削減で目標緩和 | トップページ | 秋田を代表するお祭り”竿灯まつり”を見学しました。 »