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2008年6月21日 (土)

荒れる鳥海山の桑ノ木台湿原で鶯川林道を車両通行止めに。

Dscn3628 由利森林管理署は24日から、鳥海国定公園にある桑ノ木台湿原(由利本荘市矢島町城内、鳥海山3合目)に通じる鶯川(うぐいすがわ)林道を車両通行止めにする。写真愛好者らの入り込みが増え、コケや草花を踏みつけるなど同湿原が荒れた状態になったため。期間は未定、ただし歩行者への規制は設けない。
同署は「放ってはおけない状態。あくまでも緊急避難的な措置」とし、抜本的な保護策を検討する組織を来月初めにも立ち上げたい考えだ。
荒れた状態は今シーズン、顕著化になった。同市が呼び掛け、今月5日に同森林管理署と県関係者による合同現地調査を実施した。11日には、三者が「緊急対策会議」を開き、早急にできる対策について話し合った。
市が即効性のある手立てとして提案したのが、県道から同湿原近くまで延びている林道(約3キロ)を通行止めとする交通規制。しかし、湿原一帯は国の「レクリエーションの森(自然観察教育林)」に指定された区域。本来の目的に反することから、同署が持ち帰って実施の是非を含め、東北森林管理局に報告。東北森林管理局が「自然環境を守るための緊急措置として、規制もやむを得ず」と最終判断したという。
(秋田さきがけ新聞 2008/06/20 14:59 更新)

上記に至った経緯の説明の為に6月12日 [秋田さきがけ新報 本荘支局]の
地方点描:湿原の保護  も記載致します。

Dscn8908 三脚を抱え、撮影ポイントを求めて歩き回る写真愛好家。コケ、植物が踏みつぶされ、あちこちに出現した“新しい道”—。貴重な高山植物が群生する鳥海山の桑ノ木台湿原(由利本荘市矢島町)の今年の光景だ。訪ねてみて、湿原が取り返しのつかない事態に陥ろうとしていることを痛感した。
カメラマンの姿が目に見えて増えてきたのは4、5年前で、特に県外の人が目立つようになったという。ワタスゲとレンゲツツジが咲き並び、背景に鳥海山が神々しくそびえる今が1年で最もにぎわう時季。こうした写真がコンテストで入賞したり、山岳雑誌で特集が組まれたりして全国的に知名度が上昇した。見ごろに合わせ、地元施設に連泊する人も増えた。
市は今月5日、国と県に呼び掛けて初の合同調査を実施、近く対応策を検討する。“放置状態”から一転、「歩道的になっている場所を歩いて」とする看板も初めて設置された。既にできてしまった道には目をつぶり、これ以上の被害拡大を防ぐのが狙いだ。
そもそも、同湿原の環境が長く守られてきたのは、存在自体が知られておらず、訪れる人が少なかったためだ。裏を返せば、自然のままの湿地は、入り込む客の数だけダメージを受けるともいえる。
その意味からも、保護対策を万全にした上での利活用が重要で、他の湿地の保護策同様に木道の設置が不可欠だ。ただ、規制が多い国定公園内だけに、現段階で国の公園事業計画にも盛り込まれていない同湿原への木道設置は時間がかかる。今求められているのは、ロープを張り巡らすなど被害拡大を防ぐ手短な対策では。

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地元の私の思いは、我がふるさとの霊峰「鳥海山」の魅力を多くの人々に体験して貰いたいと思っています、と同時に、自然を大事にして貰いたいとも思っています。 難しい判断が必要ですね。

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