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2008年5月23日 (金)

秋田県で小型家電回収、県単事業で試験継続 有用金属、抽出の可能性探る

Dscn8940 私のブログの5月15日に「東京都が使用済みの携帯電話の回収事業に都道府県としては初めて参画します」と紹介しましたが、秋田県では既に携帯電話のみならず小型家電の回収実験を大館市を始め一部の地域で試験をしていましたが、これを全県に拡大する事になりました。
以下、さきがけ新聞の記事を転記致します。

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 家庭で不要になった小型電子・電気機器からの有用金属抽出の可能性を探るため、東北大や県などが3月まで男鹿市以北の郡市で行った小型家電Dscn8927 品の回収試験が本年度、対象地域を全県に広げて、県単事業として続けられる。
 県は、使えなくなった小型家電品も資源になり得ることの周知を図るとともに効果的な回収方法を模索し、家庭に眠る「人工鉱床」を生かす秋田発の取り組みとしてPRしたい狙い。将来的な事業化も視野に入れ、多品目にわたる小型家電品から有用金属を取り出すシステムの確立を目指す。
 回収試験は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(本部・川崎市)が2006年12月、まず大館市でスタート。国の補助事業として継続された昨年度は、12月から男鹿市以北の各郡市に拡大した。県北を中心に店舗展開するスーパー「いとく」などに回収箱を置き、来店者から携帯電話や電子ゲーム機、デジタルカメラなど電子基板が組み込まれた不要家電品を集めた。
Dscn8931_2  今年3月までに集まったのは約8600個、約17トン。ACアダプター類、携帯電話、リモコン類—の順に多かった。回収品はDOWAグループのエコリサイクル(大館市)で分解。東北大、早大などで電子基板に含まれる有用金属の量を分析し、リサイクルに回す場合の処理フロー作成の資料としている。
  (秋田さきがけ新聞 2008/05/22 09:49 更新)

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全県で小型家電の回収と運搬の目処が立てば、大館市にあるDOWAエコシステムで一次処理し、同グループのDOWAメタルマインの小坂製錬所金属回収が出来ます。
小坂製錬所では、かつての黒鉱処理技術を基盤に、複雑に入り混じった様々な金属を回収する技術を蓄積してきており、更に今年リサイクル専用新炉が完成し、処理対象物を電子基板、スクラップ、貴金属を含む残渣、処理困難な鉱石等から回収元素は19種 (新たに、スズ、ニッケルを新たに回収)、等が出来る様になりました。

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DOWAグループは、秋田県の小坂鉱山がその発祥の地であり、現在は国内外で、製錬事業、環境リサイクル事業、電子材料事業、金属加工事業、熱処理事業など素材の供給やサービスの提供を行っています。

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秋田県ではこのリサイクルシステムが進められた時に備えて、全国からの廃棄家電処理を受け入れる為に、能代港が受け入れ港となる準備も出来ています。
秋田県はリサイクルの先進県となり得ます。

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コメント

日本は資源の少ない国ですから国内で調達するためには、この様な方法になると思います。一般には「都市鉱山」と言われますが、そのような意味で日本は埋蔵量が多いとも考えられます。

投稿: もとみどり | 2008年5月25日 (日) 05時59分

もとみどり様
コメントを確認しました。
5月15日のブログにも記載しましたが、資源の少ないわが国でも「都市鉱山」として保有している主な金属の量は、金が約6,800トンで世界の現有埋蔵量42,000トンの約16%、銀は60,000トンで現有埋蔵量の22%におよび、他にもインジウム61%、錫11%、タンタル10%と世界埋蔵量の一割を超える金属が多数ありますので、これらのより効率的な回収の為のリサイクルシステムは必ずや必要な事になってくると考えており、促進に努力して参ります。

投稿: 佐藤 健一郎 | 2008年5月25日 (日) 09時05分

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