« <小泉元首相>が衆院の解散・総選挙近いとの見方を示す。 | トップページ | 保育園が手のひら認証で送迎の保護者を確認 »

2008年4月 9日 (水)

バターが消えたスーパー、原料の生乳不足直撃

 

スーパーなどでバターが品薄になり、店によっては売り場から姿を消す事態に陥っている。バターの原料となる国内産生乳(せいにゅう)が、飲用牛乳の消費低迷の影響で減産されたところに、国際的な穀物相場高騰が酪農経営を直撃。飼料値上がりで生乳を増産しにくい状態となり、バターの原料不足が簡単には解消できな い状況だ。飼料高を受け生乳の価格も上昇し、雪印乳業やよつ葉乳業、森永乳業など乳業各社は4月から5月にかけて、バターの希望小売価格を8~10%程度上げる。消費者にとっては「品不足」と「値上げ」のダブルパンチとなる。
0025_34c
 農林水産省によると2007年4月から08年1月の国内バターの生産量は前年同期比4・5% 減。乳業会社などのバター在庫量は前年より2割程度落ち込み、「原料を確保できないので、すぐに出荷量を大幅に増やすのは難しい」状態だ。
「本日は入荷がありません」。東京都品川区の食品スーパーでは、バターの全商品が品切れとなる日が珍しくない。店員は「週に1回しか入荷せず、その日のうちに売り切れてしまう」と話す。品薄になったのは、お菓子作りなどで需要の高まった昨年末あたりから。業務用バターの価格も、供給不足を反映して急上昇している。国内産の生乳は、消費落ち込みで供給過剰が続き、06年春には大量に捨てられる事態に。これを受け生産者団体は減産に踏み切ったが、今度は中国などで乳製品の需要が強まり、国内でも生乳がチーズなどに使われるようになり、一転して生乳不足になった。バターの国内シェア2位のよつ葉乳業は「出荷量はすぐには増やせない。 生産者が乳牛を増やしたとしても、乳が出るまでに2年はかかるからだ」と説明。業界内には「乳牛を増やしたら、また供給過剰になるかもしれない。飼料高で経営が苦しい酪農家にとっては大きなリスクを伴う」との懸念もあり、簡単には増産できないのが実態だ。
    4月6日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 

農林水産省は、「数年前に生乳の生産量が国内で過剰となり、2006年から07年に乳牛の頭数を減らすなどして生産調整をかけたことが影響した」と認めています。
また、世界的な生乳価格の高騰も影響している。それまで海外の生乳を使用していた乳業メーカー等は一斉に国産に切り替え、国内では残り少ない生乳の取り合いになりました。
農林水産省は、「08年度には生乳を増産する予定だが、蛇口の水のようにひねればたくさん出るものではないため、楽観視できない」と慎重なコメントがありました。

|

« <小泉元首相>が衆院の解散・総選挙近いとの見方を示す。 | トップページ | 保育園が手のひら認証で送迎の保護者を確認 »

活動報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« <小泉元首相>が衆院の解散・総選挙近いとの見方を示す。 | トップページ | 保育園が手のひら認証で送迎の保護者を確認 »