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2008年4月 2日 (水)

本荘駅前通りの狭隘箇所の改良について。

 

本荘駅前通りの「さいとう民芸」から「大門角」までの未改良部分約350mに関して、秋田県建設交通部・都市計画課長から説明を受けましたので要点をお伝え致します。
この道路の路線名は「県道羽後本荘停車場線」であり、都市計画道路名「停車場栄町線」も併せ持ちます。
 羽後本荘駅から「きらやか銀行」角までの延長458mにつきましては、片側2車線で両側広幅員歩道付の全体幅員27mで市区画整理事業として昭和46年から昭和62年までに完成しております。

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 狭隘箇所は、駅前から完成した道路と同じ27mの幅員で計画決定されておりますが、区画整理事業に反対があったと聞いております。
成田空港闘争を例に取るまでもなく、我が国の法律では個人財産を公共事業の為に強制的に買収は出来ません。
成田空港では35年も前の用地反対住民が現在も滑走路の真下に個人所有地を残して闘争を続けております。
私が知っている強制買収の事例として、1988年のソウルオリンピック開催に向けて、韓国では高速道路整備に当たり、計画した図面に基づいて強制買収した事例があります。
また中国では工業団地造成の為に農家の農地を強制買収しようとしましたが、農家の反対による暴動が起きた事も昨年のニュースです。
 大門角を中心とした部分は現在東西に延長233mの区間が市区画整理事業中であり、平成9年から平成19年度で事業の目安が立ち、全体事業も平成22年度の完成を目標に事業が進められております。
 さて、問題の約350m区間ですが、都市計画決定した昭和46年には1日の車両通行を12,000台と予測して車道片側2車線、全体幅員27mを計画したのですが、現在の通行量調査の結果は、1日5,000台の実績であり、道路構造令による1日交通量10,000台以上が片側2車線という条件には該当しなくなっ ており、現実的には片側1車線で対応可能であります。

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 また、沿道では多くの店が営業しており、直売方式の整備では営業できない店も出てくることが考えられることから、この地区をどのような街にしたいのかの「まちづくりビジョン」が必要であります。住民合意と市とで計画を立てて頂き、それを踏まえ整備手法等について調整して行きたいと県では考えております。

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 事業を進める為にはそれなりの手順が必要です。
まず、単純に県道整備事業として拡幅改良に取りかかっても、地元住民は店舗の移設などを含めての用地買収に応じてくれるのでしょうか?
国も県も市も厳しい財政難の折り、全県の数多い道路改良要望の中で用地買収の目処の立たない地域の改良事業に取りかかる事は出来ません。
又は、駅前から「きらやか銀行」まで、及び現在進められている大門角周辺の様に市区画整理事業として面的な整備をしていくのでしょうか?

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それは関係住民の意向次第です。
この事業を進める為の第1歩としては、「地元関係住民の協議」をする事から始まります。
当然、市の建設部の現状説明などを聞き、必要であれば県の担当者からの現況説明なども聞きながら、「住民はどのような整備を望んでいるのか」、「用地買収には応じてくれるのか」の意思確認をする事が先決です。
現在、国の一大事として捉えられている「道路特定財源を使った道路整備」について、報道各社がこぞって放送しているのが、用地買収の協力が得られずに行き止まりになっている道路を「無駄な道路」と放送されています。
早期着工を望む方々が中核となって住民協議会を開催される事が第1歩です。

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 県から以前に住民の反対があったこの事業促進を能動的に取り組む事はありません。
この地域の整備について手順を確認します。
・事業を進める為には、まず住民による「まちづくりビジョン」の策定が第一歩です。
・その集約した意見を由利本荘市に提言します。
・用地関係者の内諾を得る事が必要です。
・用地関係者の内諾が得られれば、県は事業着手に向けて初めて第1歩を踏み出す事になります。

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