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2008年2月11日 (月)

シーアンドレール 官民挙げて構想実現を

私のブログには秋田県からは遙かに離れた所に住んでいる方々からも訪問して頂き「毎日見ていますよ」等とのメールも時々頂きますので、秋田県の夢のある話題を地方新聞である秋田さきがけ新報社の社説から転記させて頂きます。  

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59632115308192510 日本とユーラシア大陸を最短、最速で結ぶ物流ルートの構築に向けた実証試験がいよいよ始まった。国土交通省東北地方整備局の「環日本海シーアンドレール構想」である。トラックよりも環境に優しい鉄道輸送と、コンテナ船を組み合わせた複合型輸送。その拠点となるのが秋田港だけに期待は高まる。 

秋田港の強みは、大浜地区のコンテナヤード近くにある秋田臨海鉄道・秋田北港駅まで、JR線から直接貨車が乗り入れできる点にある。

今回の試験で、極東ロシア・ボストーチヌイ港まで積み荷が安全に運べることが実証されるならば、国内企業の秋田港への関心は格段に高まるだろう。本県にとっても、港の背後圏を大きく拡大させる格好のアピール材料となる。 

本県はこれまで、大都市圏からの移動距離の長さ、それを補うべき交通インフラ整備の立ち遅れなどでなかなか企業立地が進まなかった。シーアンドレール構想はそんな本県を、秋田港を軸にした物流拠点へと大きく変貌(へんぼう)させる千載一遇の好機とみることができる。

 シーアンドレール構想の次の段階は、ボストーチヌイ港から世界最長のシベリア鉄道を活用して、経済成長の著しいロシアの中枢地帯であるモスクワ、サンクトペテルブルク、さらにはその延伸にあるEU諸国への物流ルートをいかにして築くかである。この「シベリアランドブリッジ」と呼ばれる構想と、シーアンドレール構想が結びつくことで、秋田港とユーラシア大陸を結ぶ物流ルートは初めて1本の線になる。 

本県が取り組まなければならないのは、ロシアとの定期航路開設に向け、船舶輸送収入の基礎となるベースカーゴの確保にめどをつけることだ。今回の実証試験に用いた積み荷は自動車部品日本の自動車メーカーの組立工場の立地が進むロシア・サンクトペテルブルクへの自動車部品の輸出を想定している。

県は、国内自動車メーカー、関連企業に対して積極的にポートセールスを仕掛ける必要がある。 さらには、構想推進の鍵とされるシベリア鉄道の輸送の安全性、コスト比較など、ルート利用に関心を示す企業に積極的に情報提供できるような体制づくりが不可欠となる。地元企業がロシアや中央アジア、EUとの取引拡大につながるような情報提供も含め、民間とともに新たな物流ルートを築き上げていくのだという意気込みがほしい。

 秋田港が物流拠点としての存在感を高めるためには、ポートセールスと同時に港湾の機能強化も欠かせない。県は秋田港の外港地区コンテナヤードを現行の1・2ヘクタールから14ヘクタールに拡大するための調査費を新年度一般会計当初予算案に計上するが、大浜地区の手狭なヤードをどう拡大するかなど課題は多い。

 港湾を拠点に、地域が活性化した実例は多い。大分県中津港は2004年の多目的国際ターミナルの供用開始後、約1000億円の企業投資を呼び込み、約5300人の雇用を生んだ。本県も飛躍を遂げる好機が目の前に広がっている。シーアンドレール、シベリアランドブリッジの両構想を県の重点戦略としてとらえるべきである。

秋田さきがけ新報社 平成20年2月10日 社説 を転記しました。

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「環日本海シーアンドレール構想検討委員会」を主催した 国土交通省 東北地方整備局 秋田港湾事務所のURLは http://www.pa.thr.mlit.go.jp/akita/index.htm です。

秋田県が記載している秋田港の概要は

http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1136622690918&SiteID=0 です。

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