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2008年2月10日 (日)

由利家畜市場の初セリが開催されました。

Nec_0256平成19年3月に秋田県内で初めての地域団体商標登録が認証された「秋田由利牛」が取引される平成20年の初セリが開催されました。

Nec_0266 初セリですので取引前に開会のセレモニーがありました。始めに市場開設者である秋田しんせい農協の阿部和雄組合長から挨拶がありました。

昨今の畜産経営環境は飼料の高騰等により、繁殖農家・肥育農家共に厳しいものがありますが、昨年の取引状況は、平均子牛取引価格は53万円と高水準で推移しており「秋田由利牛」を今後も地域の代表農産物として育てていきましょう、との挨拶でした。
続けて、出席された3人の国会議員から祝辞があり、私も出席した4人の県議会議員を代表して祝辞を申し上げました。
私の祝辞の要旨は「これまで長い間の皆様の努力が報いられて、秋田由利牛がブランド牛となりました。今後も自信を持って繁殖・肥育に取り組んで下さい、秋田県そして秋田県議会も大いに期待しておりますし、応援致します」と申し上げました。
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平成17年時点では由利牛の肥育頭数は約650頭でしたが、平成20年には倍増の1,200頭との高い目標を定めて、JA・県・市が畜産農家を支援していましたが最新情報では980頭まで増えたと聞きました。
秋田由利牛は農協が取り扱う農産物ですが、地元の商工会でも積極的にPRしています、地元の産品との共通認識の上に協力し合うのはとても良い事だと思います。
由利本荘商工会で秋田由利牛のPRはこちらです。

冒頭から繁殖農家と肥育農家と呼び分けておりますが、母牛を飼育し妊娠させ、子牛を生ませて約8ヶ月から10ヶ月間育てて市場に出荷するのが繁殖農家で、その子牛を買い受けておよそ20ヶ月育てて肉牛として出荷する肥育農家とがあります。
生き物ですので休むことなく世話をするそれぞれの苦労はありますが、肥育農家の方がより高い技術が求められます。
私達が食べて美味しいと感じる、脂肪交雑肉、いわゆるサシが入った牛肉というのは、人間にたとえれば超肥満体、はやり言葉で言えばメタボリックな体にさせる技術です。
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JAしんせいの肥育マニュアルがありますので、興味のある方はこちらを参照してみて下さい。
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由利本荘市・仁賀保市の畜産農家は現在550戸程度で、このうち肥育部会の構成員が21人ですのできわめて少数です。
かといって、急に繁殖農家が肥育農家に転向する事は難しい事です。畜舎も違いますし技術も違います。
Nec_0258 そんな中にあって、これまでも200頭を飼育していた肥育農家である矢島町の伊東勝美さんは、畜舎を増築して倍増の400頭を伊東さん夫婦と若夫婦の家族4人で飼育しようとして、現在350頭で「今日の市場で20頭程仕入れたい」と話しておりました。
私の左隣にいる方が伊東勝美さんです。20頭と一口に言っても平均子牛価格が50万円とすれば1,000万円の投資となり、誰でも簡単にできる事ではありません。
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Nec_0269準備が整い初セリが始まりました。この日の上場は子牛370頭、成牛30頭です。
今年1,200万円の費用で更新された、新型入札機器をセリ人が手際よく操作して、快調に売買を捌いていきます。
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Nec_0263 一頭ずつ中央のサークルに連れ出され、購買人がスイッチを押して価格と売買が成立します。

Nec_0260正面と後ろ正面に表示板があり、入札状況が一目で分かります。
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今日の初セリでは、昨年よりやや値下がり感があったものの、平均して高値安定しており、子牛を売却した繁殖農家は懐を温かくして帰るのでした。
Nec_0265

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