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2008年1月27日 (日)

東京・杉並区和田中の夜間授業       「夜スペ」スタート

教育界で初めての試みである、公立学校の教室で私立塾講師が勉強を教える試みが始まりました。
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生徒にとっては塾まで通う必要が無くなり、保護者にとっては塾代が約半分になり、塾側では教室使用料を支払わなくても良くなるという、この方式では三者が皆得を得る事になります。
只、学校管理者である都教育委員会が懸念した事は、公共財産である公立学校の教室を一部の生徒に使用させる事は、「公共財産の使用の観点と義務教育の機会均等の観点などから不公平になりはしないか?」との点でした。しかし、課題をクリアーして26日から授業が始まりました。

この事はNHKの午後7時の全国ニュースでも報道されました。
下記は毎日新聞の記事ですが、アドレスを貼付して皆様にお知らせしようかとも思いましたが、新聞記事は数日経つと削除されてしまいますので、内容をコピーして後日の為に記録に残します。
 
 東京都杉並区立和田中学校(藤原和博校長)で26日午前、夜間授業「夜スペシャル」(夜スペ)が始まった。塾講師が、公立中で、有料の受験対策をする異例の試みで、都教委が一時再考を求めるなど波紋が広がった。土曜日のため授業は午前9時~11時半にあり、報道陣約40人が詰めかけた。
 この日の科目は、英語。視聴覚室で大手進学塾「サピックス」の男性講師が教壇に立った。問題が書かれたプリントを生徒11人に配り、授業を開始。最初の問題は、英語で書かれた「なぞなぞ」。頭の体操をした後「節分」を英語で説明する問題が出され、生徒は頭を悩ませながら一生懸命に答えを書き込んだ。
 保護者代表の金子純代さんは
「息子は塾に行きたがらなかったが『学校でやる授業なら行きたい』と意欲をみせてくれた。楽しんで勉強し、学力が伸びてくれたら。」受講した女子生徒は「面白い問題だったけど、難しくあまりできなかった」と苦笑いしていた。【三木幸治】
毎日新聞 2008年1月26日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080126dde041100072000c.html
昨年11月中旬、学校に届いた1通のダイレクトメールが夜スペの企画を生むきっかけだった。大手進学塾「サピックス」(東京都中央区)が、「塾講師を使いませんか」とする手紙を、東京都、千葉県の公立中約150校に送った。いち早く手を挙げたのが、藤原校長。新しい事業展開をしたいサピックスと、生徒の学力を伸ばしたい藤原校長の思惑が一致した。
藤原和博校長は東京大学経済学部卒業し、リクルートに入社・ヨーロッパ駐在等の経験を経て平成15年に東京都で義務教育初の民間人校長として杉並区立和田中学校校長に就任しました。 藤原校長のプロフィールはフリー百科事典のウィキペディアでご覧下さい。
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この方式が功を奏して、生徒の学力向上を願い注目していきたいと思います。

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コメント

公立中学校で私塾が授業、時代はだんだん変わりつつあります。

東京では公立中学選択制が定着しつつあります。進学率のよい学校、スポーツが熱心な学校と、生徒は行きたい学校が選ぶことができるいっぽう、特色を出せない学校は少子化のなか、廃校される場合も出てきます。

この動きは、早晩秋田県にもそして由利本荘地域にも現れてきます。すでに法制度上は、民間校長先生の導入ばかりでなく、町が校長先生を選べるコミュニティスクール制度もあれば、NPO法人が学校を創立することも可能になっています。

和田中学校は民間校長が呼ばれる前は廃校のうわさもあった学校でした。和田中はピンチをチャンスに変えたよい例です。

由利本荘市には赤字に悩むローカル線がありますが、NPO矢島フォーラムは鉄道会社と協力して、駅舎で塾を、電車内での授業を企画中です。

地元の高校から近い将来、一流大学へ入る生徒がどんどん出て、今度はそれが呼び水になって高校の生徒が増え、通学生で電車が埋まる。

NPO風まちおこしの一手法です。 がんばりましょう。

投稿: 653 | 2008年1月28日 (月) 08時55分

653 さん、コメントを有り難う。

貴方の教育にかける意気込みを感じました。貴方が企画している構想が実現する様に、先にメールを頂いた趣旨については了解しておりますが、更に私がお手伝いする事がありましたらお申し付け下さい。

投稿: 佐藤 健一郎 | 2008年1月28日 (月) 11時01分

 今になりこの様な事を記すのは何なのですが、この杉並区立和田中学校をその当初より称賛し続けてきたのが、朝日新聞。
 それに対し、この藤原和博について、その当初より疑義を呈してきたのが亡くなられた中村粲先生で、朝日新聞同様、この藤原氏を称賛し続けてきたNHKに対し、稲田朋美さんや杉並区議の松浦芳子さんらと連名で行った公開質問状でも触れています。
 以降の藤原氏の行状については略しますが、菅直人氏の側近中の側近、即ち首相補佐官とやらも、藤原氏と同じ企業の出身で、この企業関係者からの献金問題が指摘された事も。
 この調子では、情報(マスコミ)、教育、人生(就業)をも特定の企業に牛耳られてしまうのでは、と憂いている次第。東京人としては東京人として、それなりに頑張りますので、地方からも「倒閣」の狼煙を高らかに挙げてもらいたいものです。

投稿: リクルート栄えて国滅ぶ | 2011年1月30日 (日) 20時28分

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