« 11月臨時議会の最終日。 | トップページ | 被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案、が成立しました。 »

2007年11月22日 (木)

9月17日、豪雨災害の対策が決定しました。

この度の秋田県豪雨災害に対し、国土交通省に於いて、予算を集中投資して再度災害防止対策を短期間に実施する為に米代川(よねしろがわ)支川 阿仁川(あにがわ)における「災害復旧助成事業」と米代川本川における「直轄河川災害復旧等関連緊急事業」を11月21日にそれぞれ採択しましたと報告がありました。

〇米代川復緊事業
 事業区間:米代川 約35.5km
 事業内容:阿仁川の助成事業による流出増に対応した流下能力を確保して安全に流下さ せるため、河道掘削、堤防強化を実施。あわせて、掘削土砂を有効利用し、家屋浸水対 策として、輪中堤、宅地嵩上げなどを実施。
 事業期間:平成19年度~平成22年度の4カ年間
 総事業費:約69億円
*
上記の事業の内、「災害復旧助成事業」は以前からあった事業ですが、これは被災箇所を修復しようとする事業ですが、「河川災害復旧等関連緊急事業」は我が由利本荘市の大内地区を流れる芋川(いもがわ)が平成8年と平成9年の2カ年連続して連続豪雨冠水災害が発生し、大内町岩谷地区の市街部が道路から1.5m程の床上浸水被害を受けました。芋川は河口が海に近くてその上川幅が狭く、上流での豪雨による洪水が発生し大量の水が流下すると水位が上がるしかない川でした。
*
国土交通省ではこの事実を受け上流部の災害発生箇所の復旧のみではその下流部の安全は確保されないとしてその下流部を流入量増大に耐えられる様に河川整備を行い必要があるとして芋川をモデル地区として「河川災害復旧等関連緊急事業」と云う新しい制度を作られたものです。
この事業成立には我が地元の元官房長官 村岡兼造 前衆議院議員の働きによるところ大なるものがありました。事実その計画や成案課程に於いては私にも何度も連絡があり、計画モデルプランの芋川の形状を基にし、地図に手書きの改良計画が送られてきて、この制度採択の際には秋田県の負担金が発生するがその確保について、財源確保を私が県当局に対して一般質問で求めたのでした。
*
県当局からはこの「芋川の豪雨災害復旧の新しい制度が導入された場合には秋田県の負担金は他の事業を圧縮してでも確保します」との答弁を得て村岡兼造先生に連絡を入れ、平成10年から国土交通省でも導入に踏み切ったという経緯があります。
それにより芋川は「災害復旧助成事業は、約60億円」関連する下流部の整備のための新しい制度である「河川災害復旧等関連緊急事業は、約240億円」と云う大規模集中投資事業により、河口部から10kmが4カ年で完成しました。

現在は数倍に広がった川幅と築堤や橋の架け替え工事などが終了し、豪雨災害、洪水住宅浸水の常習地域の安全が確保されました。この事業終了の翌年に豪雨がありましたが、新しい堤防が見事に機能を果たし、住民の安全を確保した体験があります。
ただし、事業完成した上流部は無堤の原始河川のままであり、9月の豪雨の際に住宅被害はなかったものの、農地への冠水は依然として発生しており、上流部の築堤事業が続けられていますが、通常の河川改修事業のため予算が少なくて、毎年短い区間しか改良が行われておりません。
*
私も今後引き続き事業費の拡大を求めて活動して参る所存です。
国土交通省でもこの度の秋田県豪雨災害を重く捉えて、短期集中投資型のこの素晴らしい事業の採択をされた事を大変嬉しく思います。

事業の概要は次の通りです。
*

〇阿仁川助成事業
 事業区間:阿仁川 約28km
 事業内容:激甚な被害の発生した阿仁川に於いて、家屋浸水等を解消し、再度災害を防 止する為に、堤防の無い又は小さい箇所では築堤を行うとともに、川幅が狭い箇所では 河道掘削を行うなどの抜本的な対策を実施。
  事業期間:平成19年度~平成23年度の5カ年間
 総事業費:約106億円

|

« 11月臨時議会の最終日。 | トップページ | 被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案、が成立しました。 »

活動報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 11月臨時議会の最終日。 | トップページ | 被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案、が成立しました。 »