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2007年10月19日 (金)

地元の企業、三栄機械さんを訪問しました。

県議会総務委員会の県内調査活動として由利本荘市に訪れた一行に地元の議員として同行して、本荘市川口にある三栄機械さんを訪問しました。
この会社は知る人は知る県内で航空機関連産業にいち早く取り組んでいる高い技術を持った企業です。
まず総務委員会の一行とは、由利本荘市の自慢の施設の一つである、本荘由利産学共同研究センターで合流しました。
この施設の何が自慢かというと、平成11年4月に熱烈な誘致運動が結実して、秋田県立大学システム科学技術学部(本荘キャンパス)の開学に関連して、県立大学と地域企業との産学連携拠点である共同センターの運営と大学の教育研究活動を支援する事を目的とした募金活動があり、地域の企業、各種団体、住民の10,000名を超える人々から 10億5,000万円を超える寄付が寄せられ、それを資産とする振興財団が運営している、地元の県立大学本荘キャンパスに寄せる熱意の表れとなっている建物だからです。
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秋田県立大学本荘キャンパスのホームページはこちらです。
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200710180945000 まず会議室で、佐藤俊雄総務部長と真坂広歳取締役第1製造部長からスクリーンを使いながら会社の概要の説明がありました。
昭和46年設立され、現在37年目、石の加工機械製造から始まって今日は各種プラントの設計制作、そして航空機整備機材に業務を拡大しています。
社員は約100名売り上げは、昨年度約16億円との事です。
会社概要についてはホームページをご覧下さい。
製造製品の航空機関連の話になると、話す方も聞く方もわくわくします。
まず、今取り組んでいるのは飛行機の最新鋭機種ボーイング787に関わる製品を製造出荷しているとの事です。
ボーイング787は、最新鋭中型旅客機として今年9月には初フライトの予定でしたが、予定がやや遅れて今年中には初フライトが出来るであろうと言われている、次世代航空機です。
日本の航空2社も導入を決定して、発注済みです。
日本航空 B-787 については   
全日空 B-787ついては    
更に詳しくお知りになりたい方は ボーイング社の B-787をご覧下さい。
この飛行機は国際プロジェクトと呼んで良いほどに世界各国からの技術や部品を調達して完成させるそうです。
日本企業では主翼部分を三菱重工胴体の一部を富士重工胴体の別の一部を川崎重工の航空機部門を独立させた日本飛行機が担当し、全体の35%部分を日本企業が担当するのだそうです。
現在700機の受注が決まっており、月産7機完成のペースで9年分の受注があり、ボーイング社ではまもなく1,000機の受注は間違いなく、月間製造台数の増産を計画しているそうです。
自動車は約40万点の部品で完成品となるそうですが、航空機は300万点の部品が使用されるそうです、すごいスケールですね。
私が3月に三栄機械さんに工場訪問した時には飛行機を整備する際に胴体から翼を取り外す時の受け台を製作しておりました。
ほぼ完成品で、大型トラックに乗せられる大きさにする為に、半分に切断する、という現物を見せていただきました。
パンタグラフの超大型版とでも説明すればよいでしょうか、長い翼に余計な負荷をかけずに上下させられる様に設計制作されておりました。
この度の訪問ではつい先頃出来たばかりの新工場で完成品に近いものはありませんでしたが、話題のB-787の主翼の検査用部品の製造途中でした。
200710181032000 東北で初めて導入されるという大型5軸加工機が設置されておりました、機械のみで1億5,000万円、新工場投資額は4億円になるとの事です。
秋田県の補助事業にも該当し、県からも補助があったとの事で安心しました。
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この最新鋭機器を操作しているのは、入社4年目という、はつらつ  とした青年でした。
操作画面にB-787を表示して、ここの部分の試験部品を作っています、と説明してくれました。「仕事は楽しいですか?」と尋ねてみたところ、即座に「はい、楽しいです」との答えが返ってきてとても嬉しく感じました。200710181034000200710181036000
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秋田県では航空機産業に多くの企業に参入してもらいたいと秋田県産業技術総合研究センターでも積極的にPRしています。
秋田県の産業構造改革を推進すべしと、日本銀行秋田支店の高田恭介支店長は2年も前に秋田県経済発展の為に「航空機産業」と「自動車産業」を育成・集積すべきと「プレーン・アンド・カーバレー秋田(略称・PCV秋田)構想」を提唱しています。
秋田県に航空機関連産業を根付かせようと輸送機コンソーシアムが設立され、三栄機械さんがリーダーシップを発揮しグループ行動での受注も始まりました。
また、三栄機械さんは経済産業省の技術開発を支援するプロジェクトとして、本県から2件の研究が選ばれた中の一つ「木質からエタノール生産技術の開発」で大手製粉メーカーの日清製粉と共同研究する事になっています。
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工場見学を終え、総務委員会のメンバーを見送ってから、応接室で懇談させて頂きました。
社長と専務は、シアトルのボーイング社の本社工場で B-787 の一号機の組み立て現場視察で渡米しているとの事で不在でした。
200710181109000 応接室に三菱重工の B-787の主翼の初出荷の記念の写真があり、社長がここに出席されていたとの事でした。
三栄機械さんにはこれからますます地元で誇れる企業として成長して頂きたいと私も心から願っております。

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