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2007年10月18日 (木)

県議会の建設交通委員会で秋田内陸縦貫鉄道の現況視察をしました。

赤字が続き6月定例県議会での知事「存廃について1年以内に結論を出したい」との発言があり、地元で大きな不安が広がっている
秋田内陸縦貫鉄道の現況視察に現場に訪れました。
朝9時30分、秋田市の県議会をバスで出発し、北秋田市の、再三お伝えしております、9月17日の豪雨災害でもっとも被害が大きかった阿仁前田駅前商店街の到着しました。
写真で見ていた惨状より現地で確認し、驚いたことは洪水被害の水位の高さである。
商店のテントひさしに届くまでの位置にくっきりと濁流の跡が付いていました。
道路面から約2mの高さである、商店主は店先の街路灯に最高水位の跡にガムテープを巻き付けて目印にしていました、私が手を挙げてやっと届くほどの見上げるような高さです、再度説明しますが、道路面から約2mの高さです。
一帯の建物では大工さんが床面工事などに追われていました。
地域の皆さんが口をそろえて話したことは、「床下の泥の除去などはすべてボランティアの協力によって処理しました、助かりました」との言葉でした。
平成7年に発生した阪神淡路大震災を契機に国内には「災害でボランティアが活動」するようになった事は、我が国の社会の成長を認識し、ボランティアに参加してくれた皆様に感謝したいと思います。
さて、視察目的課題に戻って、鉄道に乗り込み、3駅先の鉄道本社のある阿仁合駅に到着し、駅前旅館で昼食を頂きました。
地元で採れた山菜の和え物や、きりたんぽ、天然物の鮎の塩焼きなどで大変美味しく頂きました。
昼食を終えて、旧阿仁町庁舎の会議室に向かった。
庁舎に入るとすぐに、内陸線再生支援室という看板がつり下がっていた。200710171240000
北秋田市ではこのような組織を作って取り組んでいる事がわかりました。
会議に入り、秋田内陸縦貫鉄道の現況の説明がありました。
昭和9年に一部開業してから、少しずつ延伸されていましたが、旧国鉄の「不採算の地方路線廃止」方針を受け最終的には平成元年に県や市が出資する第3セクターとして全線94.2Kmが開業した鉄道です。
この間に有人駅 3駅、運営委託駅 3駅、 無人駅 23駅の合計29駅があり、地域の通勤、通学、通院など生活に必要な地域の公共交通機関の役目を果たしてきたところではありますが、地域の少子高齢化、人口減少などの現実から開業当初の平成元年には、年間108万人の利用客があったものが、昨年度はその約半分である50万人の乗車に止まっています。
当然、経営状況は赤字が続いており、年間約3億円の損失が続いています。
その補填に県と市が半分ずつ補助し営業を継続しています。
このような現状から冒頭申し上げた知事の発言「一年以内に存廃の結論を出したい」という発言になったのです。
まず阿仁支所での現地調査には、県の出先振興局、北秋田市長、及び存続を望む市民の方々から意見を聞きました。
当然のことながら、鉄路の存続は地域の悲願であり、廃止というような選択肢は考えないでほしいと強い意見が表明されました。
200710171352000 200710171358000
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阿仁合での会議を終了し、再度鉄道に乗車し、南端の角館駅に到着。200710171604000
角館はご承知の方が多いと思いますが、秋田県の中でも観光拠点をして全国に知られている町です。
武家屋敷通り、桧内川(ひのきないがわ)沿いの2Kmに及び桜並木などが有名です。
秋田新幹線の開業と共にグングンと観光客が伸びてきた町です。
角館庁舎で協議をしましたが、ここでもまた鉄路存続を願う声が強くありました。
協議の中で、秋田新幹線の駅があり、年間 250万人が訪れる角館町は秋田内陸縦貫鉄道のゲートウェイの役目を果たしながら、観光客の乗車促進を図る努力が必要ではないかと参加者の意見が一致しました。
いくら頑張っても沿線人口の減少という事実を受け止めながら、赤字を最小限に食い止める努力が求められていることは言うまでもありません。
私の町、矢島町でもは全く同じ問題を抱えている、由利高原鉄道の本社があり、我が事の様に取り組む心構えでおります。

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コメント

いち早い対応心強く思っています。

投稿: やじろべい | 2007年10月18日 (木) 11時01分

旧矢島線、現在の由利高原鉄道は是非とも存続させたいものと強く思って今後も行動します。

投稿: 佐藤 健一郎 | 2007年10月18日 (木) 14時52分

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